ファクットファクット手数料指数(FFI)
FACUTTO FEE INDEX
手数料相場と見積もり妥当性チェック
ファクタリングの手数料を「ブラックボックス」にしないために。掲載各社が公表している手数料レンジを集計した相場の基準値(参考値)——実際の成約手数料ではありません——と、手数料に含まれるコスト・リスク上乗せ分の内訳推計を公開します。あなたの見積もりが高いのか・妥当なのかを確認できます。
2社間 手数料指数
10.3前月比 −0.5
対象 147 社
3社間 手数料指数
4.8前月比 −0.5
対象 134 社
公表手数料 下限の中央値
2.0%
最良条件向けの目安
手数料透明性スコア
79 / 100
公開の明示性を指数化
※ ファクット手数料指数(FFI)は、掲載各社が公表している手数料率(レンジ)の平均を指数化した値です(市場全体の成約平均ではありません。単位なしで表示。目盛りは%と同じで、たとえば指数 10.8 は公表手数料の平均が約10.8%であることを表します)。あなたの手数料率(%)と同じ目盛りで比較できます。
※ 公開情報ベースの参考値であり、実際の成約手数料ではありません。手数料は売掛先の信用力・調達額・取引履歴・審査結果により変動します。透明性スコア = 手数料レンジを明示している社の割合(重み0.7)+ 具体的な金額シミュレーションを公開している社の割合(重み0.3)を 100 点換算。
手数料指数とは——相場の「ものさし」
ファクタリングの手数料は、同じ請求書でも会社や条件によって大きく変わります。だから、受け取った見積もりが高いのか・妥当なのかは、1社だけを見ても判断できません。ファクット手数料指数(FFI)は、掲載しているファクタリング会社が公表している手数料の条件を集めて、相場をひとつの数値にまとめたものです。中古車の「相場価格」や家を借りるときの「家賃相場」と同じ役割で、自分の数字を相場という基準線に当てて、印象でなくデータで判断できます。
読み方はかんたんです。たとえば2社間で手数料15%を提示されたら、2社間の指数(10.3)と比べて相場より高め、7%なら相場より低めと分かります。比べるときは、まず2社間・3社間のどちらかを揃えてから当ててください。
| 見積もり | 見方 |
|---|---|
| 指数より十分低い | 条件が良い可能性。ただし登記費用・振込手数料・償還請求権の有無を確認 |
| 指数とほぼ同じ | 一般的な水準の範囲内の可能性 |
| 指数より高い | 少額・即日・2社間・初回利用などが反映されている可能性。他社比較を推奨 |
| 大きく高い | 他社見積もりの取得と契約条件の確認を強くおすすめ |
※ ポイントは「高い=悪い」ではなく「高くなる理由を分解する」こと。指数より高いこと自体が不当を意味するわけではありません。
手数料指数の月次推移
掲載各社の公開手数料レンジから算出した基準値(FFI)の推移。毎月1日に自動で再集計します。
算出方法と対象データ
1. 対象データ(サービス単位)
集計はサービス単位です(1つの運営法人が複数ブランドを持つ場合は各ブランドを1件として数えます。公開表記「192社・221サービス」の“サービス”に対応)。対象は、公式サイト等で手数料の上限まで公表しているサービスのみで、2026-10-01時点で 179 件(2社間 147 件・3社間 134 件)です。すべて各社が公表している手数料レンジであり、実際の成約手数料ではありません。
2. レンジから代表値をつくる式
各サービスの公表手数料レンジ〔下限〜上限〕から、契約形態ごとに代表手数料を求めます。
- 2社間専業・3社間専業 … レンジの中点=(下限+上限)÷2
- 2社間・3社間の両対応 … 2社間はリスクが高い側のため(中点+上限)÷2、3社間は低い側のため(下限+中点)÷2
指数(FFI)は、対象各社の代表手数料の平均を契約形態別に算出した値です(2社間 10.3/3社間 4.8)。あわせて公表下限の中央値(2.0)・公表上限の中央値(12.0)も参考表示しています。
3. 上限非公表・一律手数料・欠損の扱い
- 上限が非公表(「◯%〜」の下限のみ表示)や手数料を公表していないサービスは、指数を実態より低く見せてしまうため集計から除外します。
- 一律手数料(下限=上限)は、その値を代表手数料として算入します。
- 数値の欠損・逆転(上限<下限)・異常値(上限60%超)は除外します。
4. 更新と過去値の再現
毎月1日に公開情報を自動で再集計し、月次スナップショットとして保存しています。過去の指数は上の「月次推移」で確認でき、前月比も同じ保存データから算出しています。
5. 対象の増減と手数料変化の内訳
前月比には「対象サービスの追加・削除による変動」と「各社の公表手数料そのものの変化」の両方が含まれます。各社の公式表示は頻繁には変わらないため、月ごとの変動の多くは対象の入れ替えによるものです(同一社ベースの手数料変化と対象増減を分けた内訳は、月次スナップショットに社別データを保存する2026年10月の更新以降に表示します)。
6. 引用について
出典として「ファクット手数料指数(facutto.jp)」と本ページへのリンク・調査時点(2026-10-01)を明記いただければ、報道・記事・SNS等で引用いただけます。本指数は公開情報を集計した参考値であり、実際の成約手数料ではありません。
編集部の独自調査データ
ファクット掲載 221 サービスの公開情報を集計した参考データ(2026-10-01時点・サービス単位)。出典明記とリンクのうえで引用いただけます。
30万円
買取下限額の中央値
14社
買取下限1万円以下
57社
買取下限10万円以下
16社
土日に審査・受付可
買取下限額の調査(少額対応)
買取下限額を公表している 185 サービスのうち、下限が1万円以下は 14 社、10万円以下は 57 社、30万円以下は 145 社でした(中央値は 30万円)。少額の請求書を資金化したい場合は、この下限額が実質的な足切りになります。
土日に審査・受付できる会社の調査
土日に申込の受付・審査に対応するのは 16 サービスで、そのうち土日の入金まで対応するのは 5 サービスにとどまりました。「土日対応」を掲げていても入金は翌営業日というケースがあるため、週末に資金が必要な場合は入金可否まで確認が必要です。
※ いずれもファクット掲載サービスの公開情報をもとにした集計値(参考値)で、実際の審査・入金の可否は各社の条件・審査結果により変動します。買取下限額は公表社のみを母数としています。
この指数の位置づけ
手数料指数(本ページ)
各社が公式サイト等で公開する手数料レンジの集計。相場の地図=基準値であり、頻繁には動きません。見積もりが相場から見て高いか妥当かを判断するためのものです。
独自データ指数(今後の構想)
実際の見積もり・成約データを蓄積して算出する市況の変化を見る指標。蓄積が進んだ段階で別途公開を検討します。
手数料の内訳(リスク上乗せ分の推計)
ファクタリング手数料は、営業・審査・事務コスト、資金コスト、会社の利益に加えて、未回収・回収遅延・不正などに備えるリスク上乗せ分で構成されます。2社間 手数料指数 10.3% を標準ケースで分解すると、次のようになります。
手数料指数
10.3%
コスト・利益(想定)
4.5%
リスク上乗せ分
5.8%
コスト・利益(標準ケース)の内訳の目安
- 営業・審査・事務コスト2.0%
- 資金コスト0.5%
- 利益・不正対応バッファ2.0%
| 前提(2社間) | 保守 | 標準 | 楽観 |
|---|---|---|---|
| 手数料指数 | 10.3% | 10.3% | 10.3% |
| コスト・利益 | 6.0% | 4.5% | 3.0% |
| リスク上乗せ分 | 4.3% | 5.8% | 7.3% |
※ コスト・利益は公開統計から直接取れる値ではなく、ユニットエコノミクス上の前提です。前提次第でリスク上乗せ分は振れます。
あなたの見積もりと比べてみましょう
受け取った見積もりの手数料が、公開情報ベースの相場(基準値)と比べて高いのか・妥当なのかを目安で確認できます。連絡先の入力は不要です。
手数料が高くなりやすい主な理由
- 売掛金額が小さい(少額ほど固定費の比率が上がる)
- 入金希望日が近い(即日・短納期は割増になりやすい)
- 2社間ファクタリングである(売掛先非通知のぶんリスクが高い)
- 初回利用である(取引実績がまだ無い)
- 通帳・入金履歴など確認資料が少ない
- 売掛先の信用確認が難しい
- 入金サイト(支払いまでの期間)が長い
- 税金滞納・赤字決算など追加確認事項がある
- 過去の入金履歴と今回の請求額に差がある
リスク上乗せ分を下げるためにできること
手数料を押し上げる要因の多くは、提出資料や進め方で軽減できます。次の準備で「上乗せ分」を下げられる可能性があります。
- 通帳の入金履歴を用意する
- 売掛先との取引実績がわかる資料を出す
- 請求書だけでなく契約書・発注書も提出する
- 入金予定日がわかる資料を出す
- 複数社から見積もりを取って比較する
- 急ぎすぎない(時間に余裕を持って相談する)
- 3社間ファクタリングも検討する
- 希望調達額を必要最低限にする
補足:手数料に含まれる「リスク上乗せ分」の考え方
ファクタリングは将来入ってくる債権を買い取る取引のため、買い取った債権が予定どおり回収できないと買い手側に損失が出ます。手数料には、その損失を平均化して織り込んだ「上乗せ分」が含まれていると考えられます。
ファクットでは内部的に、リスク上乗せ分を事故時の損失率(回収できずに失う割合)で割り戻し、手数料に織り込まれたリスク感応度を試算しています。これは実績のデフォルト率・貸倒率ではなく、手数料から逆算した参考指標であり、特定の利用者や会社の危険度を示すものではありません。2社間の場合、標準ケース(コスト・利益 4.5%、事故時損失率 80%)で、織り込まれたリスク感応度はおおむね 7.3% 前後と試算されます(保守 4.3%〜楽観 12.2% のレンジ)。3社間は売掛先の承諾を前提とするためリスクが下がりやすく、標準ケースで 3.3% 前後です。
より詳しい業界全体の数値は ファクタリング会社 公開データ白書 を、手数料の安い会社の比較は 手数料が安いファクタリング会社ランキング をご覧ください。
よくある質問

ファクット手数料指数とは何ですか?
見積もりが指数より高いと不当なのですか?
2社間と3社間で手数料水準が違うのはなぜですか?
「リスク上乗せ分」とは何ですか?
手数料指数はどのくらいの頻度で更新されますか?
手数料を下げるにはどうすればよいですか?
このデータは引用・転載してよいですか?
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