決済端末の乗り換え先おすすめ4選|全東信破産で急ぐ飲食店向けに比較
全東信の破産でカード決済が止まった飲食店・中小事業者向けに、乗り換え先の決済端末4選(Square・PayCAS Mobile・STORES決済・PAYGATE)を手数料・費用・導入スピードで比較。乗り換え手順5ステップと、端末が届くまでの空白期間の資金繰り対策も解説します。
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監修ろいFP・宅地建物取引士・行政書士/ファクタリング比較ラボ主宰
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カード決済が止まった——乗り換えは「今日申し込む」が正解
決済代行大手・全東信の破産(2026年7月6日、負債約1,259億円)で、カード決済が突然使えなくなった飲食店・小売店が続出しています。経緯と債権保全の手順は別記事にまとめたので、本記事は「では、どこに乗り換えるか」だけに絞ります。
先に結論を言うと、多くのサービスは申込から利用開始まで2週間〜1か月程度かかります。加盟店審査と端末の物流はどうしても短縮できないからです(例外は最短当日から使えるSquare)。つまり迷っている1日がそのまま「カードが使えない1日」になる。候補を2〜3社に絞って今日申し込み、先に通ったものから使い始めるのが最も傷の浅い進め方です。
※本記事にはプロモーションが含まれます。掲載内容は各社公式サイトの公表情報(2026年7月時点)にもとづいています。
乗り換え先を選ぶ4つの基準
- 導入スピード——審査と端末発送の合計。急ぐなら最優先の軸
- 決済手数料率——売上に毎日かかるコスト。1%の差は年間売上1,000万円なら10万円の差
- 固定費(月額・端末代)——キャンペーンで端末0円・月額0円の時期を狙えるかどうか
- 入金サイクルと振込手数料——全東信の「先行入金」に慣れていた店ほど、月2回入金などへの変化で資金繰りの谷が深くなる点に注意
おすすめの乗り換え先4選
| サービス | 決済手数料 | 端末代・初期費用 | 導入までの目安 |
|---|---|---|---|
| Square【おすすめ】 | 主要カード2.5%(年3,000万円未満) | 月額0円・リーダー4,980円〜 | 最短当日 |
| PayCAS Mobile | QR 1.98%〜/カード 2.20%〜 | 端末無償提供(月額プラン別途) | 約1か月 |
| STORES決済 | 1.98%〜(スタンダード)/2.48%〜(フリー) | スタンダードプランで端末1台無料 | 公式サイトで要確認 |
| PAYGATE | 3.24%〜(業種により優遇) | 初期費用0円・端末39,600円(キャンペーンで0円) | 審査最短15日 |
Square【編集部おすすめ】——最短「申し込んだその日」からカード決済を再開できる
編集部のイチオシはSquare(スクエア)。導入スピードで頭ひとつ抜けており、公式では、アカウント作成後最短で申し込んだその日からカード決済を始められるとされています(QRコード・電子マネーは審査後に有効化)。全東信破産で「今日からカードが使えない」店舗にとって、この即日性は他にない強みです。
月額固定費は0円で、手数料は年間カード決済額3,000万円未満なら主要カード2.5%(QR・電子マネーは3.25%)。端末はスマホだけで受け付けるTap to Payなら0円、カードリーダー4,980円、プリンター一体のターミナル39,980円と、規模に応じて選べます。振込も速く、みずほ・三井住友銀行なら翌営業日入金(その他は週1回、手数料1.5%の即時入金オプションもあり)。入金の速さは、この局面では手数料率と同じくらい効きます。
PayCAS Mobile——ソフトバンクグループの1台完結型。回線内蔵でWi-Fi不要
ソフトバンクグループ(PayPay株式会社/SB C&S)が提供するモバイル型オールインワン端末。プリンターと各種リーダーを内蔵し、この1台で30種類以上のクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応します。
特徴的なのはソフトバンクのSIMを内蔵していること。店舗にWi-Fiや有線LANがなくても使えるため、屋台・キッチンカー・催事など回線環境が不安定な現場でも動きます。手数料はQRコード決済1.98%〜、クレジットカード2.20%〜(中小事業者向けの優遇プログラムあり)。端末は無償提供で、売上の振込は月2回・振込手数料無料です。
導入は仮登録1分・本申込10分、加盟店審査2〜3週間+端末発送2〜3週間で約1か月が目安。急ぎの場合は書類を完備して今日申し込んでおくべきサービスです。
STORES決済——月額0円から始められる。POSレジ・ネットショップまで一体化
全国25万店舗以上が使うSTORESプラットフォームの決済サービス。月額0円のフリープラン(手数料2.48%〜)で小さく始められ、月額3,300円(年契約)のスタンダードプランなら手数料1.98%〜+決済端末1台無料になります。
強みは決済単体で終わらないこと。POSレジ・ネットショップ・予約システム・モバイルオーダーが同じアカウントで使えるため、「端末の乗り換え」をきっかけに店のシステムをまとめて整理したい店舗に向いています。会計ソフトやLINEミニアプリなど外部連携も豊富です。
固定費を増やさずにカード・電子マネー・QR決済を再開したい、将来的にレジやネット販売まで広げたい——そんな店舗の第一候補になります。
PAYGATE——プリンター内蔵Android端末。審査最短15日のスピード派
クラウドPOSレジ大手・スマレジが提供するマルチ決済端末。プリンター内蔵のAndroid端末で、Wi-Fiと4G回線の両対応、約30種類の決済手段をカバーします。初期費用は0円、端末代39,600円はキャンペーン期間中0円。手数料は業界水準の3.24%〜で、クリニックなど業種によって優遇料率があります。
注目は審査最短15日という導入スピード(書類完備が条件)。1日でも早くカード決済を復旧させたい今回のようなケースでは、この差が効きます。電話サポートと端末の1年保証が付く点も、はじめて決済端末を自前契約する店舗には安心材料です。
なお、サブスクリプションや回数券のような継続課金には対応していないため、その用途がある場合は他サービスと併用してください。

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乗り換えの手順5ステップ
注意点は2つ。入金サイクル(月2回か、翌日入金オプションがあるか)と振込手数料は、手数料率と同じくらい資金繰りに効きます。契約前に必ず確認を。
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端末が届くまでの「空白期間」の資金繰り
審査と発送を待つ2週間〜1か月、カード決済は使えません。現金のみになれば客単価も客数も落ちるのが普通で、全東信からの未入金分と合わせて手元資金の谷は深くなります。
打ち手は2つあります。日本政策金融公庫や信用保証協会の融資は金利が低い一方、着金まで数週間かかることがあります。それより急ぐ場合、企業間(BtoB)の売掛金を持っているなら、ファクタリングで最短即日の資金化が可能です。卸売上、法人宴会やケータリングの請求書、テナントの協力金など、法人宛の売掛金がないか確認してみてください。融資ではないため負債が増えない点も、この局面では使いやすいところです。
どの会社が自分の条件に合うかわからない場合は、一括見積もりでまとめて条件を比べられます。ファクタリングが初めてなら、先に仕組みの入門ガイドをどうぞ。まとめ——決済の復旧と資金繰りは並行で
編集部のおすすめは、最短当日からカード決済を再開でき月額も0円のSquare。そのうえで、回線環境を選ばない1台完結型ならPayCAS Mobile、固定費ゼロで始めてレジ・ネット販売まで広げるならSTORES決済、プリンター内蔵端末で審査スピード重視ならPAYGATEが候補になります。Square以外は申込から利用開始まで数週間かかるため、候補を絞って今日申し込むことがもっとも効果的な対策です。
そして端末が届くまでの空白期間は、売掛金の資金化や公的融資で資金繰りの谷を埋める。決済の復旧と資金の確保、この2つを並行で進めれば、全東信破産の影響は最小限に抑えられます。






