ファクットファクタリングの流れ|申込から入金までの5ステップと日数の目安
ファクタリングの流れは①見積もり・申込②書類提出③審査④契約⑤入金の5ステップ。2社間なら最短即日、3社間は1〜2週間が目安です。即日入金を実現するタイムライン例と、各ステップでつまずかないコツを、30社以上使った経営者が解説します。
この記事の執筆者
1979年生まれ。東京を拠点に事業を経営。30社以上のファクタリング利用経験を持つ。FP・宅建士・行政書士。
「ファクタリング比較ラボ」主宰。事業者目線で、ファクタリングの活用法や選び方を発信しています。

著書『ファクタリングのトリセツ』(Amazon)
この記事を読んでほしい方:「ファクタリングを使ってみたいけれど、実際どんな手続きで、何日かかるのか分からない」という方へ。申込から入金までの全ステップを時系列で並べ、即日入金を実現する現実的なタイムラインまで示します。
ろいです。ファクタリングの手続きは、慣れれば銀行融資よりはるかに簡単です。ただし初回は、書類の不備や申込時間の遅さで「即日のはずが3日かかった」となりがち。30社以上使ってきた経験から、つまずきポイントごと説明します。
ファクタリングの流れ——全体像は5ステップ
| ステップ | やること | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 1. 見積もり・申込 | オンラインまたは電話で申込 | 10〜30分 |
| 2. 書類の提出 | 請求書・通帳コピー・本人確認書類 | 準備済みなら数分 |
| 3. 審査 | 売掛先の信用力を中心に確認 | 数十分〜1営業日 |
| 4. 契約締結 | ノンリコース条項を確認して契約 | 30分〜1時間 |
| 5. 入金 | 手数料を引いた額が振り込まれる | 契約当日〜翌営業日 |
売掛金が発生
取引先(売掛先)に商品・サービスを提供し、請求書を発行します。
売掛債権を売却
その請求書(売掛債権)をファクタリング会社に売却を申し込み、審査を受けます。
買取代金を受取
手数料を差し引いた代金が入金されます(最短即日)。ここで資金化が完了します。
期日に精算
支払期日に取引先から入金された売掛金を、あなたがファクタリング会社へ支払います。
2者間ファクタリングでは、取引先(売掛先)への通知なしで資金化できます。3者間では②の段階で取引先の承諾を得る代わりに、手数料が安くなります。
ステップ1:見積もり・申込——複数社に同条件で
最初のコツは、1社ではなく2〜3社に同じ条件で見積もりを依頼することです。同じ請求書でも、会社によって提示される手数料はかなり違います。見積もり・審査までは無料の会社がほとんどなので、比べてから選んで構いません。
依頼するときは、この一文を必ず添えてください。
「この金額のほかに、いっさい費用は発生しないという理解で大丈夫ですか。受取総額はいくらで提示いただけますか」
率(%)ではなく受取総額で比べる——これが見積もり段階でいちばん大事なことです。
なお、見積もりを複数社に出すのは問題ありませんが、契約は1社だけ。同じ請求書を複数社に売る「二重譲渡」は詐欺罪などに問われる犯罪です。
ステップ2:書類の提出——止まる原因の9割はここ
多くの会社で、基本の必要書類は次の3点です。
- 売却する売掛金の請求書
- 入金実績のわかる通帳のコピー(直近数ヶ月分)
- 代表者の本人確認書類

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ステップ3:審査——見られるのは売掛先
審査の中心は、自社の財務ではなく売掛先の信用力です。オンライン完結型なら数十分〜数時間で結果が出る会社もあります。審査基準の詳細と通過のコツは審査の解説記事をご覧ください。
ここで追加の質問(資金使途・売掛先との取引歴など)が来たら、すぐ・正直に答えるのがコツです。返信の速さがそのまま入金の速さになります。
ステップ4:契約締結——「償還請求権」を検索する
契約書で確認すべきことは、突き詰めれば2つです。
口頭の説明は当てにせず、書面で確認してください。契約書の控えを渡さない業者は、その時点で候補から外します。
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ステップ5:入金——2社間はその後の「渡す」まで
契約が済めば、手数料を引いた金額が振り込まれます。多くの会社に振込のカットオフ時間があるため、夕方の契約だと入金は翌営業日になりがちです。
2社間の場合は、これで終わりではありません。支払期日に売掛先から入金されたお金を、その日のうちにファクタリング会社へ渡すところまでが取引です。この回収金の扱いは2社間ファクタリングの解説で詳しく説明しています。
即日入金を実現するタイムライン例
私が実際に即日で終えたときの時間割は、だいたいこうです(2社間・オンライン完結型の場合)。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 前日まで | 必要書類3点をPDF化しておく |
| 9:00 | オンラインで申込・書類アップロード |
| 10:00〜12:00 | 審査。追加質問には即レス |
| 13:00〜14:00 | 条件提示→受取総額を確認→契約 |
| 15:00まで | 振込実行(カットオフ前) |
ろい
即日にできるかは、実は申し込む前に決まっています。書類がそろっていて、午前に動けるか。それだけです。急いでいる日ほど、前日の夜に書類を作っておいてください。
3社間の場合の流れ——承諾ステップが入る
3社間では、ステップ3と4の間に「売掛先への通知・承諾」が入ります。承諾書の取り交わしに1〜2週間かかるため、急ぎには向きませんが、手数料は約5.3%(ファクット指数)と2社間の半分以下になります。流れと伝え方は3社間ファクタリングの解説をご覧ください。
まとめ
- 流れは見積もり→書類→審査→契約→入金の5ステップ。2社間なら最短即日です
- 見積もりは複数社に、比較は受取総額で。契約は1社だけ
- 契約書は「償還」「買戻」「リコース」で検索。ノンリコース条項の確認だけは省略しないでください
- 即日の条件は「前日までに書類、午前中に申込」
出典・参考
- 金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」(償還請求権付き契約・偽装ファクタリングへの注意喚起)
- e-Gov法令検索「民法」(債権譲渡・売買契約。第466条・第555条)
- ファクタリング各社の手数料・対応条件の集計:ファクット編集部調べ(2026-05-16時点・β版・母数248社)
この記事の根拠と更新について:この記事は、執筆者ろいの実体験(30社以上の利用)と、ファクット編集部が掲載各社の公開条件を集計したデータ(2026-05-16時点・β版・母数248社)にもとづいています。手続きの詳細は各社で異なります。契約の前には、必ず各社の最新情報をご確認ください。最終更新:2026-07-07。


